“神酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みき94.9%
おみき1.7%
ネクタア1.7%
ヲミキ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「平三さん。悪いことは言わねえ。さあ、このお神酒みきをあげてお詫びをなせえ。酔っててのことだから、まだ取り返しは付く。さあ!」
或る部落の五つの話 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
神酒おみきいさゝかでも、氣の合つた親分子分は自分達の話に醉つて、いつかは陶然とした氣持になつてゐたのです。
何故なら、御本体は彼方此方の家々の前に御輿を据えて、神酒ネクタアの雨を浴びるのであつたから、次第に千鳥脚となつて凄まじい「お練り」の道中をたどるのであつたから。
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
土器に花のひツつく神酒ヲミキ
寒山落木 巻一 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)