“一緡”の読み方と例文
読み方割合
いちびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しからざれば一壺の酒一緡いちびんの青蚨をもって土産として、ある時は三条西家の青侍等の衣服にとてかたびら三を贈ったこともあった。
一壺の酒と一緡いちびんの銭とを持って、すぐさま実隆のもとへ礼を述べに駈けつけたが、今度は実隆の方が留守であったので、土産物を残して帰った。
故に滞りなく千疋納入になった時には、実隆大悦で、わざわざ大昌院まで出かけ一緡いちびんを礼に与えたくらいだ。