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ぎぬ
ふりがな文庫
“ぎぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ギヌ
語句
割合
衣
83.3%
布
6.7%
絹
5.0%
帛
1.7%
帷
1.7%
面帕
1.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣
(逆引き)
五つ
衣
(
ぎぬ
)
の
上衣
(
うわぎ
)
は
青海波
(
せいがいは
)
に色鳥の美しい
彩色
(
つくりえ
)
を置いたのを着て、又その上には
薄萌黄
(
うすもえぎ
)
地に
濃緑
(
こみどり
)
の玉藻をぬい出した
唐衣
(
からごろも
)
をかさねていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ぎぬ(衣)の例文をもっと
(50作品)
見る
布
(逆引き)
どこか
神輿
(
みこし
)
めいたところがあって、何となく尊げに見受けられたが、一所に垂れている垂れ
布
(
ぎぬ
)
の模様が、日本の織り物としてはかなり珍らしい。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ぎぬ(布)の例文をもっと
(4作品)
見る
絹
(逆引き)
その
日
(
ひ
)
の
晩
(
ばん
)
は、またいいお
月夜
(
つきよ
)
でありました。うす
絹
(
ぎぬ
)
のような
雲
(
くも
)
をわけて、まんまるの
月
(
つき
)
が、まんまんたる
緑色
(
みどりいろ
)
の
大空
(
おおぞら
)
へ
浮
(
う
)
かび
出
(
で
)
るのを、
少年
(
しょうねん
)
は、
家
(
いえ
)
の
前
(
まえ
)
に
立
(
た
)
ってながめていました。
夢のような昼と晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぎぬ(絹)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
帛
(逆引き)
几帳の
垂
(
た
)
れ
帛
(
ぎぬ
)
が一枚上へ掲げられてあって、
紫苑
(
しおん
)
色のはなやかな上に
淡黄
(
うすき
)
の厚織物らしいのの重なった
袖口
(
そでぐち
)
がそこから見えた。
源氏物語:52 東屋
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ぎぬ(帛)の例文をもっと
(1作品)
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帷
(逆引き)
色ねびし窓
帷
(
ぎぬ
)
の吐息する
深夜の道士
(新字旧仮名)
/
富永太郎
(著)
ぎぬ(帷)の例文をもっと
(1作品)
見る
面帕
(逆引き)
面帕
(
ぎぬ
)
のにほひに
洩
(
も
)
れて
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ぎぬ(面帕)の例文をもっと
(1作品)
見る
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