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青海波
ふりがな文庫
“青海波”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいがいは
80.0%
せいかいは
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいがいは
(逆引き)
五つ
衣
(
ぎぬ
)
の
上衣
(
うわぎ
)
は
青海波
(
せいがいは
)
に色鳥の美しい
彩色
(
つくりえ
)
を置いたのを着て、又その上には
薄萌黄
(
うすもえぎ
)
地に
濃緑
(
こみどり
)
の玉藻をぬい出した
唐衣
(
からごろも
)
をかさねていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
二人共に何れ劣らぬ優美の姿、適怨清和、
曲
(
きよく
)
に隨つて一絲も亂れぬ歩武の節、首尾能く
青海波
(
せいがいは
)
をぞ舞ひ納めける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
青海波(せいがいは)の例文をもっと
(12作品)
見る
せいかいは
(逆引き)
その手のこんだ細工の波がたは、箏の
縁
(
ふち
)
を、すっかりとりかこんでいるのだった。彼女はこの箏に「
青海波
(
せいかいは
)
」の名を与え、青い絃を懸けた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
狼籍
(
ろうぜき
)
たりし竹の皮も紙屑も
何時
(
いつ
)
の間にか
掃
(
はき
)
去
(
さ
)
られて、水うちたる煉瓦の赤きが上に、
青海波
(
せいかいは
)
を描きたる
箒目
(
ほうきめ
)
の
痕
(
あと
)
清く、店の
日除
(
ひよけ
)
や、路ゆく人の
浴衣
(
ゆかた
)
や、見るもの
悉
(
ことごと
)
く白きが中へ
銀座の朝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
青海波(せいかいは)の例文をもっと
(3作品)
見る
“青海波”の解説
青海波(せいがいは、せいかいは)は
雅楽の演目(本項で説明)
1 の衣装に使われる文様。半円形を三重に重ね、波のように反復させたもの。
清元の曲。明治三十年初演。永井素岳作詞、二世清元梅吉作曲。
(出典:Wikipedia)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
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