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『銀座の朝』
ふりがな文庫
『
銀座の朝
(
ぎんざのあさ
)
』
夏の日の朝まだきに、瓜の皮、竹の皮、巻烟草の吸殻さては紙屑なんどの狼籍たるを踏みて、眠れる銀座の大通にたたずめば、ここが首府の中央かと疑わるるばかりに、一種荒凉の感を覚うれど、夜の衣の次第にうすくかつ剥げて、曙の光の東より開くと共に、万物皆 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文芸倶楽部」1901(明治34)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小
(
お
)
明
(
あく
)
描
(
かか
)
間
(
ひま
)
掃
(
はき
)
連
(
づれ
)
某
(
ある
)
担
(
かた
)
飜
(
こぼ
)
彼女
(
かれ
)
寂静
(
しずけさ
)
媚
(
なまめ
)
境界
(
さかい
)
料
(
しろ
)
蟋蟀
(
きりぎりす
)
薄紅
(
うすあか
)
出
(
い
)
首府
(
みやこ
)
偽物
(
いかもの
)
何処
(
いずく
)
熱閙
(
ねつとう
)
爺
(
おやじ
)
擦
(
こす
)
老
(
おい
)
衣
(
ころも
)
波紋
(
なみ
)
後
(
のち
)
往
(
ゆ
)
鮮
(
あざ
)
初
(
そ
)
佇立
(
たたず
)
都
(
すべ
)
仄白
(
ほのしろ
)
踉蹌
(
よろめ
)
大路
(
おおじ
)
花売
(
はなうり
)
瑠璃
(
るり
)
馳
(
は
)
箒目
(
ほうきめ
)
石竹
(
せきちく
)
短夜
(
みじかよ
)
瞬目
(
またたき
)
盤台
(
はんだい
)
痕
(
あと
)
魚商
(
さかなや
)
朝詣
(
あさまいり
)
覗
(
のぞ
)
蒼
(
あお
)
風体
(
ふうてい
)
青簾
(
あおすだれ
)
轟
(
とどろ
)
衝
(
つ
)
路次
(
ろじ
)
路傍
(
みちばた
)
衣裳
(
いしょう
)
袂
(
たもと
)
西瓜
(
すいか
)
足下
(
あしもと
)
賑
(
にぎ
)
誇顔
(
ほこりがお
)
収入
(
みいり
)
小鰺
(
こあじ
)
小児
(
こども
)
寝衣
(
ねまき
)
姿
(
すがた
)
大道
(
だいどう
)
大欠
(
おおあくび
)
塵埃
(
ほこり
)
啼出
(
なきだ
)
巷
(
ちまた
)
去
(
さ
)
剥
(
は
)
列
(
なら
)
児
(
こ
)
先
(
ま
)
何時
(
いつ
)
人足
(
にんそく
)
万物
(
ばんぶつ
)
月琴
(
げっきん
)
狼籍
(
ろうぜき
)
煤
(
すす
)
浴衣
(
ゆかた
)
活
(
い
)
水撒
(
みずまき
)
檐
(
のき
)
桔梗
(
ききょう
)
一荷
(
いっか
)
現
(
うつつ
)
曙
(
あけぼの
)
旭日
(
あさひ
)
日除
(
ひよけ
)
掩
(
おお
)
悉
(
ことごと
)
忙
(
せわ
)
心許
(
こころもと
)
復
(
かえ
)