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寂静
ふりがな文庫
“寂静”のいろいろな読み方と例文
旧字:
寂靜
読み方
割合
じゃくじょう
41.7%
ひっそり
33.3%
しずけさ
8.3%
しづかさ
8.3%
じやくじやう
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゃくじょう
(逆引き)
「ええ、ありがとう、ですからマグノリアの木は
寂静
(
じゃくじょう
)
です。あの花びらは天の
山羊
(
やぎ
)
の
乳
(
ちち
)
よりしめやかです。あのかおりは
覚者
(
かくしゃ
)
たちの
尊
(
とうと
)
い
偈
(
げ
)
を人に
送
(
おく
)
ります。」
マグノリアの木
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
寂静(じゃくじょう)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひっそり
(逆引き)
数間を離れて百姓や旅人、そういう人々の見物の群が、円陣を作って見守っているばかりで、気味悪いばかりに
寂静
(
ひっそり
)
としていた。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
寂静(ひっそり)の例文をもっと
(4作品)
見る
しずけさ
(逆引き)
築地海岸にむかえる空は
仄白
(
ほのしろ
)
く
薄紅
(
うすあか
)
くなりて、服部の大時計の針が今や五時を指すと読まるる頃には、眠れる街も次第に醒めて、
何処
(
いずく
)
ともなく聞ゆる人の声、物の音は朝の
寂静
(
しずけさ
)
を破りて
銀座の朝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
寂静(しずけさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
しづかさ
(逆引き)
夜は
太
(
いた
)
く
更
(
ふ
)
けにければ、さらでだに音を
絶
(
た
)
てる
寂静
(
しづかさ
)
はここに
澄徹
(
すみわた
)
りて、深くも物を思入る苦しさに直道が
蹂躙
(
ふみにじ
)
る靴の下に、瓦の
脆
(
もろ
)
く
割
(
わ
)
るるが鋭く響きぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
寂静(しづかさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
じやくじやう
(逆引き)
毘婆舎那
(
びばしやな
)
の三行に
寂静
(
じやくじやう
)
の
慧劒
(
ゑけん
)
を
礪
(
と
)
ぎ、四種の
悉檀
(
しつたん
)
に済度の法音を響かせられたる七十有余の老和尚、骨は俗界の
葷羶
(
くんせん
)
を避くるによつて鶴の如くに痩せ、
眼
(
まなこ
)
は人世の紛紜に厭きて半睡れるが如く
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
寂静(じやくじやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
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