寂静しずけさ)” の例文
旧字:寂靜
築地海岸にむかえる空は仄白ほのしろ薄紅うすあかくなりて、服部の大時計の針が今や五時を指すと読まるる頃には、眠れる街も次第に醒めて、何処いずくともなく聞ゆる人の声、物の音は朝の寂静しずけさを破りて
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)