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せいかいは
ふりがな文庫
“せいかいは”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青海波
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青海波
(逆引き)
その手のこんだ細工の波がたは、箏の
縁
(
ふち
)
を、すっかりとりかこんでいるのだった。彼女はこの箏に「
青海波
(
せいかいは
)
」の名を与え、青い絃を懸けた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
狼籍
(
ろうぜき
)
たりし竹の皮も紙屑も
何時
(
いつ
)
の間にか
掃
(
はき
)
去
(
さ
)
られて、水うちたる煉瓦の赤きが上に、
青海波
(
せいかいは
)
を描きたる
箒目
(
ほうきめ
)
の
痕
(
あと
)
清く、店の
日除
(
ひよけ
)
や、路ゆく人の
浴衣
(
ゆかた
)
や、見るもの
悉
(
ことごと
)
く白きが中へ
銀座の朝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
衣絞
(
えもん
)
明
(
あか
)
るく
心着
(
こゝろづ
)
きけむ、
銀
(
ぎん
)
に
青海波
(
せいかいは
)
の
扇子
(
あふぎ
)
を
半
(
なかば
)
、
螢
(
ほたる
)
より
先
(
ま
)
づハツと
面
(
おもて
)
を
蔽
(
おほ
)
へるに、
風
(
かぜ
)
さら/\と
戰
(
そよ
)
ぎつゝ、
光
(
ひかり
)
は
袖口
(
そでくち
)
よりはらりとこぼれて、
窓外
(
さうぐわい
)
の
森
(
もり
)
に
尚
(
なほ
)
美
(
うつく
)
しき
影
(
かげ
)
をぞ
曳
(
ひ
)
きたる。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(3作品)
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