“せいがいは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青海波92.3%
清海波7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏の紅葉賀もみじのが青海波せいがいはの巧妙であったことを忘れがたく思召おぼしめして、東宮が源氏へかざしの花を下賜あそばして、ぜひこの舞に加わるようにと切望あそばされた。
源氏物語:08 花宴 (新字新仮名) / 紫式部(著)
持まへの負けじ氣性は勝手に馳せ廻りて雲のやうな形をこしらへぬ、氣違ひ街道、寐ぼれ道、朝がへりの殿がた一順すみて朝寐の町も門の箒目はゝきめ青海波せいがいはをゑがき
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あゐたたへし静寂のかげ、ほのぐらき清海波せいがいは
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)