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ぎれ
ふりがな文庫
“ぎれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
布
28.6%
片
21.4%
切
14.3%
裂
14.3%
屑
7.1%
巾
7.1%
/\
7.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
布
(逆引き)
髪は、たしか、
結綿
(
ゆいわた
)
と覚えている。
掛
(
か
)
け
布
(
ぎれ
)
の
緋
(
ひ
)
の
絞
(
しぼ
)
り鹿の子は、少し寝くずれた首すじに、濃むらさきの襟が余りにも似合っていたし、
早熟
(
ませ
)
な十九の男には、眼に痛いほど、
蠱惑
(
こわく
)
だった。
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぎれ(布)の例文をもっと
(4作品)
見る
片
(逆引き)
ぱらり、 ぱらり! とおさよの手で幾重にも包んだ油紙とぼろ
片
(
ぎれ
)
がとけてゆくうちに、いつしか堅く
唾
(
つば
)
をのみながら、じっとおさよの手もとをみつめていた栄三郎の眼に、一閃チラリと映ったのは!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ぎれ(片)の例文をもっと
(3作品)
見る
切
(逆引き)
ここらは手のさきの器用を
弄
(
ろう
)
し言葉のあやつりにのみ
拘
(
こだわ
)
る歌よみどもの思い至らぬ場所に候。三句
切
(
ぎれ
)
のことはなお他日
詳
(
つまびらか
)
に
可申
(
もうすべく
)
候えども三句切の歌にぶっつかり候ゆえ一言
致置
(
いたしおき
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
ぎれ(切)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
裂
(逆引き)
大きな硝子箱の中に古代
裂
(
ぎれ
)
の上に据えた七宝と、白絹の
布片
(
きれ
)
の上に置かれた鶏とはちょうど格好な対照であった。自分ながら幹部の人々の趣向の
旨
(
うま
)
いのに感心した位であった。
幕末維新懐古談:60 聖上行幸当日のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
ぎれ(裂)の例文をもっと
(2作品)
見る
屑
(逆引き)
玩具
(
おもちゃ
)
の
洋刀
(
サーベル
)
を持ち海老しびの竹
屑
(
ぎれ
)
を持った少年の群は、そこで
戦
(
いくさ
)
ごっこをはじめた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ぎれ(屑)の例文をもっと
(1作品)
見る
巾
(逆引き)
繃帯
(
ほうたい
)
法。
巻軸帯
(
まきじくおび
)
、繃帯
巾
(
ぎれ
)
、……
たね子の憂鬱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ぎれ(巾)の例文をもっと
(1作品)
見る
/\
(逆引き)
大地
(
だいち
)
は自然に
続
(
つゞ
)
いてゐるけれども、其上に
家
(
いへ
)
を
建
(
た
)
てたら、忽ち
切
(
き
)
れ
/\
(
ぎれ
)
になつて仕舞つた。
家
(
いへ
)
の
中
(
なか
)
にゐる
人間
(
にんげん
)
も亦
切
(
き
)
れ
切
(
ぎ
)
れになつて仕舞つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぎれ(/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
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きれ
きぬ
かけら
せつ
さい
しき
れつ
きつ
きら
きり