“れつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:レツ
語句割合
91.3%
4.3%
2.9%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、しずかに、れかかりました。からすのれは、七、九、五というふうに、それぞれれつつくってんでかえりました。
翼の破れたからす (新字新仮名) / 小川未明(著)
「もし袁紹が、君の策を容れたら、予の陣地は七れつとなるところだった。ああ危うい哉。——して、君は今、この陣へ来て、逆に彼を破るとしたら、どう計を立てるか」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
〔評〕南洲守庭吏しゆていりと爲る。島津齊彬なりあきら公其の眼光がんくわう烱々けい/\として人をるを見てぼん人に非ずと以爲おもひ、拔擢ばつてきして之を用ふ。公かつて書をつくり、南洲に命じて之を水戸みとれつ公に致さしめ、初めより封緘ふうかんを加へず。
はるかやなのおくから、この琵琶湖へ一れつの銀流をそそいでくる高時川たかときがわのとちゅうに、のッと空に肩をそびやかしているのは、しずたけ巨影きょえい
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)