“なみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナミ
語句割合
29.9%
27.2%
11.3%
普通10.4%
10.3%
尋常2.1%
波濤1.5%
0.9%
0.7%
0.5%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
通常0.3%
波浪0.2%
0.2%
並札0.2%
並等0.2%
0.2%
光波0.2%
巨浪0.2%
平常0.2%
普常0.2%
波紋0.2%
海波0.2%
0.2%
0.2%
濤聲0.2%
無視0.2%
通例0.2%
那美0.2%
那見0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで、は、じっとして見守っていました。から、がおりて、いて、さなのとどかないにおろしました。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)
津浪とはれる大津浪であつて、暴風など氣象上變調からることもあるが、ろしいのは地震津浪である。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
状袋にも入れてなかった。また並の状袋に入れられべき分量でもなかった。半紙で包んで、封じ目を鄭寧り付けてあった。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
普通のものが其様な発狂者を見たつて、それほど深い同情は起らないね。起らないさ、別に是方に心をめることが無いのだもの。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
北をさすを、北から吹く、逆らう風はものともせねど、海洋ののみだれに、雨一しきり、どっと降れば、上下かわり、翔交って
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夜眼にハッキリとは解らないが、家の造り方も尋常い、きわめて原始的のものらしく、ひときわ眼立つ一軒の大厦は、部落の長の邸であろう。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こんな処でイクラ法螺を吹いても、あの波濤のスバラシサばっかりは説明が出来ないと思うが、何もかも無い。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
傲岸な、金の力に依つて、人間の道をしようとした相手は倒れてゐる。さうだ! 勝利は明かだ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
生理的の欠陥があるとは自分で思ってはしませんが、兎に角、僕は外れて性慾が弱いようです。所が、夫婦生活には、この性慾ということが可なり重大な条件らしいのです。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
信長もまた、少年の時から、鷹狩は好きだと聞いていたので、ならぬ好意を示してきたわけである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
酒には一々新聞の欄になぞらへた仇名が附けてある。の焼酎を「社説」と云ふ。コニヤツクを「電報」と云ふ。葡萄酒を「外国通信」と云ふなどの類である。
板ばさみ (新字旧仮名) / オイゲン・チリコフ(著)
乗り合いは再び地上のられて、浮沈のき目にいぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
来往無昼夜 来往すること昼夜するや
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
りそそげ。生命
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
與之助が立身の機は一度うしなひて又の日の量り難きに、我れはいさゝかも優しく脆ろく通常一とほりの婦女氣を出だすべからず、年來馴れたる中のたがひに思ふ事も同じく
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
噸數一千二本烟筒二本下甲板には大砲小銃等めるにやあらん。かしき船脚んでえたが、闇黒なる波浪朦朧められたのである。
本艦間際になつたが、盤水かすがごとく、二千七百巨艦ゆらり/\とく、く、端艇のごとく波浪つて、左舷々梯寄着出來ない。
がすっかりしずまっていた。
楢ノ木大学士の野宿 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
崖のには多分は
楢ノ木大学士の野宿 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
まるで切札なんか一枚もなく、やつと並札の十が上々で、揃札ひとつないのに、妖女の方では後からあとから二二一ばかり揃へやがる。
あなたを並等な状態にかえすためには少しつらいかもしれないけど、こんなふうな即物的な療法が必要だと思うのよ。まず
板敷の間に床畳を設けた室で、几帳御厨子壁代の絵なども皆古代のもので、の人の住居ではなかった。真女児は豊雄に御馳走した。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
よ、巨浪りてき。 黒雲る。
僕の論は平常の人にはきっと悪くいわれるよ。ダカラ愚論でないのサ。愚論でないから分らないのサ。人間に分るような浅薄の議論は仕方がないのサ。
ねじくり博士 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
普常の職業に従事してゐるのなら、分別盛り働き盛りの年輩だつた。けれども今の儘の彼は、舞台で絶えず道化を演じてゐるに過ぎなかつた。真面目な役は一つも振られなかつた。
(新字旧仮名) / 久米正雄(著)
あなたの二階の硝子窓おのずから明るくなれば、青簾波紋うつ朝風に虫籠ゆらぎて、思い出したるように啼出蟋蟀の一声、いずれも凉し。
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
弦月丸して航路海波しつゝ、ずん/″\と前方つた。
忠實しく如何にも孝子と見えけるゆゑ九助も不便に思ひ勝手元迄手傳ひて少し母公に何ぞらせられよと錢一貫文ければ母子は有難だを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
笑うのも無理はない、王の前には大きい酒のが幾つも並んでいて、どの甕にも緑の酒があふれ出しそうになみと盛ってあった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
遠く砂濱を打つ濤聲の騷がしさに、曉風の靜まる迄一睡もなし能はざりし其の夜わが腦裡に成りし一幕物なり。
しかるに彼はこの志士が血の涙の金を私費して淫楽り、公道正義を無視して、一遊妓の甘心を買う、何たる烏滸白徒ぞ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
通例の歩き方で、二歩というところが一歩というぐあいで、その間隔が非常に遠いのじゃ、それで、なにか考えながら歩いておったとは推測したのだが……
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
男は無論例の野武士である。相手は? 相手は女である。那美さんである。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
部下の御家人で那見市右衛門という老人を仮親に立て、名を園絵と改めさせて、牛込築土に近い神尾方へ送り込んだのだった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
美のこゝろを碎いて理に入るべきことをば、われせしことなし。これを非せしやうにおもはれたるは、沒理想を無理想とおもはれたるがためなりと。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)