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白徒
ふりがな文庫
“白徒”の読み方と例文
読み方
割合
しれもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しれもの
(逆引き)
長局
(
ながつぼね
)
を専門にかせいだ鼠小僧といったような
白徒
(
しれもの
)
があって——昨晩、この長局をおかしたとすれば、それは一枚や二枚の番附ではすむまい。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかるに彼はこの志士が血の涙の金を
私費
(
しひ
)
して
淫楽
(
いんらく
)
に
耽
(
ふけ
)
り、公道正義を
無視
(
なみ
)
して、一遊妓の
甘心
(
かんしん
)
を買う、何たる
烏滸
(
おこ
)
の
白徒
(
しれもの
)
ぞ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
今日迄度々警察を悩まして来た
白徒
(
しれもの
)
で、殊に異性の私を殺し得る機会を得ようと兼ねてから付け狙っていた恐るべき変態恋愛の半狂人である。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
白徒(しれもの)の例文をもっと
(10作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々
“白徒”のふりがなが多い著者
福田英子
中里介山
三上於菟吉
夢野久作
泉鏡花