“噸數”の読み方と例文
新字:噸数
読み方割合
とんすう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論(もちろん)、外形(ぐわいけい)に現(あらは)れても何(なに)も審(いぶか)しい點(てん)はないが、少(すこ)しく私(わたくし)の眼(め)に異樣(ゐやう)に覺(おぼ)えたのは、總(さう)噸數(とんすう)一千噸(とん)位(くらゐ)にしては其(その)構造(かうざう)の餘(あま)りに堅固(けんご)らしいのと
噸數(とんすう)一千噸(とん)位(くらゐ)、二本(にほん)烟筒(えんとつ)に二本(にほん)檣(マスト)、其(その)下甲板(げかんぱん)には大砲(たいほう)小銃等(せうじうとう)を積(つ)めるにやあらん。審(いぶ)かしき迄(まで)船脚(ふなあし)の深(ふか)く沈(しづ)んで見(み)えた其(その)船(ふね)が、今(いま)や闇黒(あんこく)なる波浪(なみ)の上(うへ)に朦朧(ぼんやり)と認(みと)められたのである。
此(この)弦月丸(げんげつまる)といふのは、伊太利(イタリー)の東方滊船會社(とうはうきせんくわいしや)の持船(もちふね)で、噸數(とんすう)六千四百。