“噸数”のいろいろな読み方と例文
旧字:噸數
読み方割合
トンすう75.0%
とんすう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この四隻は同じ型の姉妹艦で、海軍省の発表によると、噸数トンすうは八千五百噸、武装は十五サンチ砲十五門、十二糎高角砲四門で、速力は三十三ノットだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
あれは和蘭オランダでフレガットと呼ぶ種類の軍艦だ、噸数トンすうは三千噸、馬力は四百馬力というところだろう、毛唐けとうはあれ以上の軍艦を何百も持っている、日本にはあれだけの船を見ることも珍しいのだ
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
陸軍では勝算があるが、海軍では噸数とんすうがロシアのほうがまさっていて、それに戦闘艦せんとうかんが多いなどと郁治は話した。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)