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凡
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なみ
ふりがな文庫
“
凡
(
なみ
)” の例文
たとえば女のようなもの。——それも
凡
(
なみ
)
な女ではなく、いつも火のような情炎を肌のあぶらに
焚
(
た
)
いている女の……。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信長もまた、少年の時から、鷹狩は好きだと聞いていたので、
凡
(
なみ
)
ならぬ好意を示してきたわけである。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そうじゃろう、
凡
(
なみ
)
の
子
(
こ
)
よりは、ずんと
健
(
すこ
)
やかじゃ」と、自慢気である。するとまた、吉光の前は
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
りいん! りいん! 振り鳴らす
鈴
(
れい
)
の
音
(
ね
)
も、
凡
(
なみ
)
な力ではないのだった。群衆は、取りまいて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一代の
碩学
(
せきがく
)
だの、大徳だのという人に会っても、そう仰ぎ見るような感じは滅多にうけない自分なのに——と、時には冷静に自己の批判を客観してみても、やはり、どこか範宴には
凡
(
なみ
)
の人間の子とは
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(
凡
(
なみ
)
の人物なら、お目見得といえば、
欣
(
よろこ
)
んで行くだろうに)
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“凡”の解説
凡(ぼん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
“凡”を含む語句
大凡
凡人
凡百
凡庸
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凡河内
平凡
凡下
凡兆
凡慮
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...