“超凡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうぼん50.0%
てうぼん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目も、熱を帯びたようにどろんとなり、快活、豪放、皮肉の超凡ちょうぼんたるところが、どうした! カムポスと、喰らわしたくなるほど薄れている。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一行書くすら容易ではない。あれだけ文字を連らねるのは超凡てうぼんの努力を要するわけである。従つて書かなくては済まない、のこさなくては悪いと思ふ事以外には一画といへどみだりに手を動かす余地がない。
艇長の遺書と中佐の詩 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)