“欣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よろこ67.7%
うれ29.7%
よろこば1.3%
ヨロコ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甚兵衛は、華々しい城攻めが近づいて来たことをよろこんだ。しかし伊豆守もまた、兵糧攻めの策を採って、いたく甚兵衛を落胆させた。
恩を返す話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
おや屋はうれしがって、思わずまりを宙へほうった。ぽんとつくと、前よりまた高く上がった。またつく。またつきながら道を歩き出した。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人のよい好々爺になり切つて、夕方東京から帰つて来る時には、瑠璃子の心をよろこばすやうな品物や、おいしい食物などをお土産にすることを忘れなかつた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
群材ノ来リアツマルヲヨロコンデ
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)