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欣慕
ふりがな文庫
“欣慕”の読み方と例文
読み方
割合
きんぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんぼ
(逆引き)
これが、彼女に漠然と理想的人格の価値を感じさせ、
欣慕
(
きんぼ
)
と到達の願望を起させ、また信仰の胚種を、その核の中で微かに膨らせて行った。
地は饒なり
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
自分を信じてくれて、その子供じみた信頼のうちに、自分の天才を
欣慕
(
きんぼ
)
しているあの人のいいキョルネルに。きっとあざけるであろう、嘆願するであろう、騒ぎ立てるであろう——あの友は。
悩みのひととき
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
余よりも年少なる英国紳士についてその一挙一動を学ぶ事は骨格の出来上りたる大人が急に
角兵衛獅子
(
かくべえじし
)
の巧妙なる技術を学ばんとあせるが如く、如何に感服し、如何に崇拝し、如何に
欣慕
(
きんぼ
)
して
『文学論』序
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
欣慕(きんぼ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“欣慕”の意味
《名詞》
喜び、慕うこと。
(出典:Wiktionary)
欣
漢検準1級
部首:⽋
8画
慕
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
“欣”で始まる語句
欣
欣然
欣々
欣求
欣喜
欣幸
欣々然
欣喜雀躍
欣舞
欣快
“欣慕”のふりがなが多い著者
パウル・トーマス・マン
作者不詳
福沢諭吉
夏目漱石
森鴎外
宮本百合子