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欣々
ふりがな文庫
“欣々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きんきん
57.9%
いそいそ
31.6%
いそ/\
5.3%
きん/\
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんきん
(逆引き)
でも、どうやらこうやら父から出資させる事になって老爺さんは
欣々
(
きんきん
)
と勇んだ。情にもろくって、金に
無頓着
(
むとんじゃく
)
な父は、細かい計算をよく
噛
(
か
)
まなかった。
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
欣々(きんきん)の例文をもっと
(11作品)
見る
いそいそ
(逆引き)
お雪は、
欣々
(
いそいそ
)
として、
炬燵
(
こたつ
)
の
蒲団
(
ふとん
)
をかきあげたり、座蒲団をすすめたりしていると、北原は持参の
蕎麦饅頭
(
そばまんじゅう
)
と、塩せんべいをお雪の前へ出し
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
欣々(いそいそ)の例文をもっと
(6作品)
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いそ/\
(逆引き)
また
曩日
(
いつか
)
の樣に、今夜何處かに
酒宴
(
さかもり
)
でもあるのかと考へて、お定は
愼
(
つつま
)
しやかに
水潦
(
みづたまり
)
を避けながら、大工の家へ行つた。お八重は
欣々
(
いそ/\
)
と迎へたが、何か
四邊
(
あたり
)
を
憚
(
はゞか
)
る樣子で、
密
(
そつ
)
と裏口へ
伴
(
つ
)
れて出た。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
欣々(いそ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
きん/\
(逆引き)
朝六時
欣々
(
きん/\
)
として馬に上る。漸く馴れて馬上も比較的楽になりぬ。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
欣々(きん/\)の例文をもっと
(1作品)
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欣
漢検準1級
部首:⽋
8画
々
3画
“欣々”で始まる語句
欣々然
“欣々”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
村井弦斎
中里介山
徳冨蘆花
高浜虚子
佐々木味津三
石川啄木
長谷川時雨
江戸川乱歩
山本周五郎