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曩日
ふりがな文庫
“曩日”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のうじつ
37.5%
いつか
18.8%
さきのひ
18.8%
なうじつ
12.5%
さき
6.3%
このあいだ
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のうじつ
(逆引き)
曩日
(
のうじつ
)
の感夢、おおむね事実と適中するもののごとしと。これ、そもそも予が疑団いよいよ凝結して、氷釈するあたわざるゆえんなり。
妖怪報告
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
曩日(のうじつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
いつか
(逆引き)
曩日
(
いつか
)
の
御神籤通
(
おみくじどほり
)
な事に成れるのは、もう目に見えてゐるのを、
那奴
(
あいつ
)
が邪魔して、
横紙
(
よこがみ
)
を裂くやうな事を為やがるばかりに大事に為なけりや成らない貴方の体に
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
曩日(いつか)の例文をもっと
(3作品)
見る
さきのひ
(逆引き)
それと共に唯継の
行
(
おこなひ
)
も
曩日
(
さきのひ
)
とは
漸
(
やうや
)
く変りて、
出遊
(
であそび
)
に
耽
(
ふけ
)
らんとする
傾
(
かたむき
)
も
出
(
い
)
で
来
(
き
)
しを、
浅瀬
(
あさせ
)
の
浪
(
なみ
)
と
見
(
み
)
し
間
(
ま
)
も無く近き頃より
俄
(
にはか
)
に
深陥
(
ふかはまり
)
して
浮
(
うか
)
るると知れたるを、宮は
猶
(
なほ
)
しも
措
(
お
)
きて咎めず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
曩日(さきのひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
なうじつ
(逆引き)
失戀の彼が苦しまぎれに渦卷の如く無暗に歩き𢌞つた練兵場は、
曩日
(
なうじつ
)
の雨で諸處水溜りが出來て、紅と白の
苜蓿
(
うまごやし
)
の花が其處此處に
叢
(
むら
)
をなして咲いて居た。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
曩日(なうじつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さき
(逆引き)
因って儂ら同感の志士は、これを
未萌
(
みほう
)
に
削除
(
さくじょ
)
せざるを得ずと、
即
(
すなわ
)
ち
曩日
(
さき
)
に政府に向かって忠告したる
所以
(
ゆえん
)
なり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
曩日(さき)の例文をもっと
(1作品)
見る
このあいだ
(逆引き)
私はふと、
曩日
(
このあいだ
)
、初代綾之助の語るのを、ゆくりなく聴く機会のあったことを思いだした。
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
曩日(このあいだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
曩
漢検1級
部首:⽇
21画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“曩”で始まる語句
曩
曩昔
曩彦
曩時
曩祖
曩者
曩拏波里迦
曩謨婆誐嚩帝嚩囉駄囉
“曩日”のふりがなが多い著者
福田英子
尾崎紅葉
三上於菟吉
徳冨蘆花
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
井上円了
甲賀三郎
石川啄木
長谷川時雨
芥川竜之介