“波紋(なみ)” の例文
あなたの二階の硝子窓(がらすまど)おのずから明るくなれば、青簾(あおすだれ)の波紋(なみ)うつ朝風に虫籠ゆらぎて、思い出したるように啼出(なきだ)す蟋蟀(きりぎりす)の一声、いずれも凉し。
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)