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縹色
ふりがな文庫
“縹色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はなだいろ
61.5%
はないろ
15.4%
ハナダ
15.4%
ハナダイロ
7.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなだいろ
(逆引き)
左に二人並んでいるのは、まだどこかの学校にでも通っていそうな
廂髪
(
ひさしがみ
)
の令嬢で、一人は
縹色
(
はなだいろ
)
の
袴
(
はかま
)
、一人は
菫色
(
すみれいろ
)
の袴を
穿
(
は
)
いている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
縹色(はなだいろ)の例文をもっと
(8作品)
見る
はないろ
(逆引き)
縹色
(
はないろ
)
の新しい
直衣
(
のうし
)
を着た若い
公家
(
くげ
)
が春風に酔いを醒ませているらしく、水にただよう花の影をみおろしながら
汀
(
みぎわ
)
の白い石の上に立っていると、うしろからそっと声をかけた者があった。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
縹色(はないろ)の例文をもっと
(2作品)
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ハナダ
(逆引き)
旅の若い
女性
(
ニヨシヤウ
)
は、型摺りの大樣な美しい模樣をおいた著る物を襲うて居る。笠は、淺い
縁
(
ヘリ
)
に、深い
縹色
(
ハナダ
)
の布が、うなじを隱すほどに、さがつてゐた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
縹色(ハナダ)の例文をもっと
(2作品)
見る
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ハナダイロ
(逆引き)
旅の若い
女性
(
ニヨシヤウ
)
は、
型摺
(
カタズ
)
りの大様な美しい模様をおいた
著
(
キ
)
る物を
襲
(
ヨソ
)
うて居る。笠は、浅い
縁
(
ヘリ
)
に、深い
縹色
(
ハナダイロ
)
の布が、うなじを隠すほどに、さがつてゐた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
縹色(ハナダイロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“縹色(
縹
)”の解説
縹(はなだ)もしくは縹色(花田色、はなだいろ)とは、明度が高い薄青色のこと。後漢時代の辞典によると「縹」は「漂」(薄青色)と同義であるとある。花色、月草色、千草色、露草色などの別名があり、これら全てがツユクサを表している(ただし千草色(千種色)という別の色も存在する)。とくに露草色(月草色、千草色)および花色については後述する。
(出典:Wikipedia)
縹
漢検1級
部首:⽷
17画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“縹色”で始まる語句
縹色絹
縹色繻子
検索の候補
縹色絹
水浅縹色
縹色繻子
“縹色”のふりがなが多い著者
釈迢空
上田敏
泉鏡花
折口信夫
吉川英治
森鴎外
岡本綺堂