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菫色
ふりがな文庫
“菫色”の読み方と例文
読み方
割合
すみれいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみれいろ
(逆引き)
左に二人並んでいるのは、まだどこかの学校にでも通っていそうな
廂髪
(
ひさしがみ
)
の令嬢で、一人は
縹色
(
はなだいろ
)
の
袴
(
はかま
)
、一人は
菫色
(
すみれいろ
)
の袴を
穿
(
は
)
いている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
また他の時はすこし
疲
(
つか
)
れを帯びたように
沈
(
しず
)
んで、
不透明
(
ふとうめい
)
で、その
皮膚
(
ひふ
)
の底の方にはなんだか
菫色
(
すみれいろ
)
のようなものが漂っているように見えた。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
道には川砂を敷きましたし、
菫色
(
すみれいろ
)
の小さな貝殻も交じっています。私の
苺
(
いちご
)
も食べていただきましょう。私がそれに水をやっていますのよ。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
菫色(すみれいろ)の例文をもっと
(19作品)
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“菫色”の解説
菫色(すみれいろ)は、紫色の一種で、スミレの花弁の色。スミレならびに菫色に相当する英語名"violet"(バイオレット)で表記されることもある。
また、スミレの一種パンジー(pansy)が時に色名としてつかわれることもある。これは、パンジーのうち紫の花弁の色をさすが、一般的な菫色よりもさらに暗くさえた色である。
(出典:Wikipedia)
菫
漢検1級
部首:⾋
11画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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菫
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