“はないろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
花色50.0%
縹色33.3%
青花16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあかりで、白い襟、烏帽子のひも縹色はないろなのがほのかに見える。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
青花はないろの袖口から隙いて見える二の腕、さては頬被りで隠した首筋から顔一面に赤黒い小粒な腫物はれものが所嫌わず吹き出ていて、眼も開けないほど、さながら腐りかけた樽柿たるがきのよう。