“縹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなだ71.4%
ハナダ14.3%
あさぎ7.1%
はなだいろ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅の若い女性によしやうは、型摺りの美しい模様をおいた麻衣を著て居る。笠は浅いへりに、深いはなだ色の布が、うなじを隠すほどにさがつてゐる。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
各二株の竹の間に、二条の、長さ八尺・幅八寸の帛に鈴二つづゝつけて張り渡したらしく、色はハナダと緋とが六旒づゝであつた。其外に、今一つあるのが阿礼幡アレバタである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
外をながめながら後ろの板へよりかかっていた薫の重なったそでが、長く外へ出ていて、川霧にれ、あかい下の単衣ひとえの上へ、直衣のうしあさぎの色がべったり染まったのを
源氏物語:52 東屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)
それそれ俯向うつむいた頬骨ほおぼねがガッキととがって、あごくちばしのように三角なりに、口は耳まで真赤まっかに裂けて、色もはなだいろになって来た。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)