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葛布
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くずぬの
ふりがな文庫
“
葛布
(
くずぬの
)” の例文
小机のまえに、
葛布
(
くずぬの
)
の
単衣
(
ひとえ
)
をはだけて、へそもあらわにすわりこみ、往来の旅人や、
界隈
(
かいわい
)
の
雑人
(
ぞうにん
)
たちをつかまえては
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
南子は
絺帷
(
ちい
)
(
薄
(
うす
)
い
葛布
(
くずぬの
)
の垂れぎぬ)の後に在って孔子を引見する。孔子の
北面稽首
(
ほくめんけいしゅ
)
の礼に対し、南子が再拝して
応
(
こた
)
えると、夫人の身に着けた
環佩
(
かんぱい
)
が
璆然
(
きゅうぜん
)
として鳴ったとある。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“葛布”の解説
葛布(くずふ、くずぬの、かっぷ)とは、葛の繊維を紡いだ糸からつくられる織物である。
(出典:Wikipedia)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
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