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容捨
ふりがな文庫
“容捨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようしゃ
66.7%
ようしや
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようしゃ
(逆引き)
焔
(
ほのお
)
のような眼に射られると知った十八九の町娘は、
面
(
おもて
)
を伏せて人混みの中へ潜りました、が、
飛附
(
とびつ
)
いた手先には何んの
容捨
(
ようしゃ
)
もありません。
庇
(
かば
)
い加減に押し包んだ群衆の中から、ズルズルと引立てて
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
仁右衛門は長幼の
容捨
(
ようしゃ
)
なく手あたり次第に殴りつけた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
容捨(ようしゃ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ようしや
(逆引き)
一度他の巣の蟻がこの酔ひどれを見つけた事があつたが、その折は少しの
容捨
(
ようしや
)
もしないで、いきなり相手を啣へて水溜りのなかに
投
(
ほ
)
り込んでしまつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「八、あの女だ。細工が憎い。女は美いが
容捨
(
ようしや
)
のならねえ曲者だ」
銭形平次捕物控:259 軍学者の妾
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
容捨(ようしや)の例文をもっと
(3作品)
見る
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“容”で始まる語句
容
容貌
容易
容子
容色
容赦
容姿
容喙
容体
容態
“容捨”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
有島武郎
野村胡堂