“ようしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
容赦59.3%
用捨29.6%
容捨11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世間せけん容赦ようしやなく彼等かれら徳義上とくぎじやうつみ脊負しよはした。しか彼等かれら自身じしん徳義上とくぎじやう良心りやうしんめられるまへに、一旦いつたん茫然ばうぜんとして、彼等かれらあたまたしかであるかをうたがつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さうして又調子の高い管絃楽のつむじ風が、相不変あひかはらずその人間の海の上へ、用捨ようしやもなく鞭を加へてゐた。
舞踏会 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「八、あの女だ。細工が憎い。女は美いが容捨ようしやのならねえ曲者だ」