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用捨
ふりがな文庫
“用捨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようしゃ
81.4%
ようしや
18.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようしゃ
(逆引き)
「御公儀御政道を誹謗する不届者は言う
迄
(
まで
)
もない、
聊
(
いささ
)
かたりとも御趣意に背く奴等は
用捨
(
ようしゃ
)
はならぬぞ、片っ端から搦め捕ってしまえ」
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
選手はお情け及第の特権があるように年来言い伝えられていた為め、普通なら何うにかなりそうなところを
用捨
(
ようしゃ
)
なくやられたのだった。
善根鈍根
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
用捨(ようしゃ)の例文をもっと
(35作品)
見る
ようしや
(逆引き)
(
茫然
(
ぼんやり
)
してると、
木精
(
こだま
)
が
攫
(
さら
)
ふぜ、
昼間
(
ひるま
)
だつて
用捨
(
ようしや
)
はねえよ。)と
嘲
(
あざけ
)
るが
如
(
ごと
)
く
言
(
い
)
ひ
棄
(
す
)
てたが、
軈
(
やが
)
て
岩
(
いは
)
の
陰
(
かげ
)
に
入
(
はい
)
つて
高
(
たか
)
い
処
(
ところ
)
の
草
(
くさ
)
に
隠
(
かく
)
れた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さうして又調子の高い管絃楽のつむじ風が、
相不変
(
あひかはらず
)
その人間の海の上へ、
用捨
(
ようしや
)
もなく鞭を加へてゐた。
舞踏会
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
用捨(ようしや)の例文をもっと
(8作品)
見る
“用捨”の意味
《名詞》
用捨(ようしゃ)
必要なことと、不用なこと。
(「容赦」とも書く。)控えること。遠慮すること。
(出典:Wiktionary)
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“用捨”で始まる語句
用捨箱
用捨気
検索の候補
用捨箱
御用捨
無用捨
用捨気
両捨一用卍
捨之不知用
“用捨”のふりがなが多い著者
押川春浪
犬田卯
徳冨蘆花
樋口一葉
ライネル・マリア・リルケ
吉川英治
佐々木邦
久保田万太郎
作者不詳
蒲原有明