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『善根鈍根』
ふりがな文庫
『
善根鈍根
(
ぜんこんどんこん
)
』
善良な人間は暗示が利く。尤も悪人でも利かないことはない。泥棒は皆暗示の産物だとも言える。元来手癖が悪く生れついて来る人間はない。何かの切っかけで、地道よりも邪まの方を手っ取り早いように思い込む。それが数重なると、世の中を太く短くという暗示に …
著者
佐々木邦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール読物」文藝春秋社、1935(昭和10)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約47分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
へ
)
易
(
い
)
更
(
かわ
)
然
(
そ
)
角
(
つの
)
拠
(
よんどこ
)
宜
(
い
)
沈香
(
ちんこう
)
邪
(
よこし
)
悉皆
(
すっかり
)
著
(
いちじる
)
官省
(
かんしょう
)
失敗
(
しま
)
造作
(
ぞうさく
)
善
(
い
)
口吻
(
こうふん
)
重
(
かさ
)
次第
(
わけ
)
先方
(
むこう
)
保
(
たも
)
煽
(
おだ
)
人群
(
ひとだか
)
疾
(
と
)
用捨
(
ようしゃ
)
祝言
(
しゅうげん
)
禍
(
わざわい
)
生身
(
なまみ
)
種々
(
いろいろ
)
罹
(
かか
)
諄々
(
じゅんじゅん
)
腸
(
はらわた
)
般若
(
はんにゃ
)
若
(
も
)
草臥
(
くたび
)
易
(
やす
)
貞代
(
さだよ
)
貞江
(
さだえ
)
貴
(
とうと
)
迂濶
(
うかつ
)
郷里
(
くに
)
鈍
(
にぶ
)
雖
(
いえど
)
零
(
こぼ
)
頻
(
しき
)
騙
(
だま
)
鳧
(
けり
)
少時
(
しばらく
)
上
(
のぼ
)
何
(
ど
)
偶〻
(
たまたま
)
別懇
(
べっこん
)
利
(
き
)
則
(
のっと
)
割符
(
わりふ
)
吃驚
(
びっくり
)
吹聴
(
ふいちょう
)
噎
(
む
)
堪能
(
たんのう
)
天降
(
あまくだ
)
失策
(
しくじ
)
好
(
い
)
射落
(
いおと
)
焚
(
た
)
尠
(
すくな
)
尤
(
もっと
)
平伏
(
ひれふ
)
従姉
(
いとこ
)
性分
(
しょうぶん
)
情意
(
じょうい
)
所為
(
せい
)
担
(
かつ
)
擦
(
す
)
数
(
かず
)
一塊
(
ひとかたまり
)
杵柄
(
きねづか
)
流石
(
さすが
)
流行
(
はや
)