“射落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いおと50.0%
いお30.0%
うちおと10.0%
おと10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロミオ はて、そのねらひはづれた。戀愛神キューピッド弱弓よわゆみでは射落いおとされぬをんなぢゃ。處女神ダイヤナとくそなへ、貞操ていさうてつよろひかためて、こひをさな孱弱矢へろ/\やなぞでは些小いさゝか手創てきずをもはぬをんな
それも、そのはずで、おじいさんはわか時分じぶんからゆみることが上手じょうずで、どんなちいさなとりでも、ねらえば、かならず射落いおとしたものです。
からすとかがし (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしは——かもめ。いいえ、そうじゃない……。おぼえてらして、あなたはかもめ射落うちおとしたわね? ふとやって来た男が、その娘を見て、退屈まぎれに、破滅させてしまった。
それには、ひとっていて、下方かほうにたむろしている敵軍てきぐんのようすを偵察ていさつしていたのであります。すると、これを射落おとそうと、てき騎兵きへい軽気球けいききゅうがけて、発砲はっぽうしていました。
おばあさんとツェッペリン (新字新仮名) / 小川未明(著)