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射竦
ふりがな文庫
“射竦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いすく
92.3%
ゐすく
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いすく
(逆引き)
その大きな瞳といわず、胸、肩といわず、それは電気性のものとなって、びりびり彼女を取り込め、
射竦
(
いすく
)
ますような雰囲気を放った。
娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
耳を澄せば近いようでもあり、遠いようでもあり、鳥か獣かそれすらも分らぬ。私は其声に
射竦
(
いすく
)
められて、三十分余りも樹の枝にしがみ付いていた。
鹿の印象
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
射竦(いすく)の例文をもっと
(12作品)
見る
ゐすく
(逆引き)
「平岡が
来
(
き
)
たら、すぐ
帰
(
かへ
)
るからつて、
少
(
すこ
)
し
待
(
ま
)
たして置いて呉れ」と
門野
(
かどの
)
に云ひ
置
(
お
)
いて表へ
出
(
で
)
た。強い日が正面から
射竦
(
ゐすく
)
める様な勢で、代助の
顔
(
かほ
)
を
打
(
う
)
つた。代助は
歩
(
ある
)
きながら
絶
(
た
)
えず
眼
(
め
)
と
眉
(
まゆ
)
を
動
(
うご
)
かした。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
射竦(ゐすく)の例文をもっと
(1作品)
見る
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
竦
漢検1級
部首:⽴
12画
“射”で始まる語句
射
射殺
射手
射貫
射出
射込
射干
射落
射水
射抜
“射竦”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
夏目漱石
吉川英治
岡本かの子
夢野久作
野村胡堂
泉鏡花