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射抜
ふりがな文庫
“射抜”の読み方と例文
旧字:
射拔
読み方
割合
いぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぬ
(逆引き)
おれの親方の
鍛
(
う
)
った矢の根は、
南蛮鉄
(
なんばんてつ
)
でも
射抜
(
いぬ
)
いてしまうってんで、ほうぼうの
大名
(
だいみょう
)
から何万ていう仕事がきているんだ。おれはそこの
秘蔵
(
ひぞう
)
弟子だ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その枕はピストルのたまで
射抜
(
いぬ
)
かれ、血のりで汚れたからです。それが恐ろしい他殺の証拠になるからです。
妻に失恋した男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
一人は石垣のそばに坐ったまま頭を
射抜
(
いぬ
)
かれていたこと、以来とかく遺憾千万な出来事が引き続いて起こったようなわけであるから、
生命
(
いのち
)
が惜しいと思ったら
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
射抜(いぬ)の例文をもっと
(7作品)
見る
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“射”で始まる語句
射
射殺
射手
射貫
射出
射込
射干
射落
射竦
射水
“射抜”のふりがなが多い著者
佐野昌一
久生十蘭
江戸川乱歩
夏目漱石
吉川英治
海野十三
泉鏡花
芥川竜之介