“天降”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまくだ76.7%
アモ11.7%
あも6.7%
あもり3.3%
あまく1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ美しい印度式のライスカレーが一皿分天降あまくだったら、すぐに踊りをやめてしまった。妾はお腹の虫の現金なのに呆れてしまった。
ココナットの実 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
所謂天降アモり着く神々に、自由自在に土地を占められては、如何に用心に用心を重ねても、何時神のめた山を犯して祟りを受けるか知れない。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ここに日子番の邇邇藝の命、天降あもりまさむとする時に、天の八衢やちまたに居て、上は高天の原をらし下は葦原の中つ國を光らす神ここにあり。
白銀色しろがねいろ布引ぬのびきに、青天あをぞらくだし天降あもりしぬ。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
正岡君などは全く天降あまくだりした神の子のような詩人ではなく、立派に地上から生れた詩人です。
子規と和歌 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)