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八衢
ふりがな文庫
“八衢”の読み方と例文
読み方
割合
やちまた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やちまた
(逆引き)
ここに日子番の邇邇藝の命、
天降
(
あも
)
りまさむとする時に、天の
八衢
(
やちまた
)
一
に居て、上は高天の原を
光
(
て
)
らし下は葦原の中つ國を光らす神ここにあり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この俄崖とすれ/\に剥げた黒塀が構えられていて、その塀を越せばもう出前持が自転車で岡持を持ち運ぶ都大路の
八衢
(
やちまた
)
の一つになっております。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
実際この寂しい川筋の景色も、幾多の冒険に
慣
(
な
)
れた素戔嗚には、まるで
高天原
(
たかまがはら
)
の
八衢
(
やちまた
)
のように、今では
寸分
(
すんぶん
)
の
刺戟
(
しげき
)
さえない、平凡な往来に過ぎないのであった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
八衢(やちまた)の例文をもっと
(7作品)
見る
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
衢
漢検1級
部首:⾏
24画
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八
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“八衢”のふりがなが多い著者
太安万侶
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南方熊楠
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岡本かの子
泉鏡花
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芥川竜之介