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やちまた
ふりがな文庫
“やちまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
八衢
58.3%
八千岐
8.3%
八千衢
8.3%
八岐
8.3%
八街
8.3%
八達之衢
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八衢
(逆引き)
この俄崖とすれ/\に剥げた黒塀が構えられていて、その塀を越せばもう出前持が自転車で岡持を持ち運ぶ都大路の
八衢
(
やちまた
)
の一つになっております。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
やちまた(八衢)の例文をもっと
(7作品)
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八千岐
(逆引き)
やや
水嵩
(
みずかさ
)
増して、ささ濁りの流勢は河原の上を
八千岐
(
やちまた
)
に分れ下へ落ちて行く、
蛇籠
(
じゃかご
)
に阻まれる花
芥
(
あくた
)
の渚の緑の色取りは昔に変りはないけれども、魚は少くなったかして、
漁
(
あさ
)
る子供の姿も見えない。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
やちまた(八千岐)の例文をもっと
(1作品)
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八千衢
(逆引き)
もし仮名遣、
手爾波抔
(
てにはなど
)
を学ばんと思はば俳書に
就
(
つ
)
かずして普通の和書に就け。『
古言梯
(
こげんてい
)
』『
詞
(
ことば
)
の
八千衢
(
やちまた
)
』『
詞
(
ことば
)
の
玉
(
たま
)
の
緒
(
お
)
』
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
やちまた(八千衢)の例文をもっと
(1作品)
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八岐
(逆引き)
ああ、お話が
八岐
(
やちまた
)
になって、手毬は……そうです。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やちまた(八岐)の例文をもっと
(1作品)
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八街
(逆引き)
汽車が
日向
(
ひゅうが
)
駅を過ぎて、
八街
(
やちまた
)
に着かんとする頃から、おはまは泣き出し、自分でも自分が
抑
(
おさ
)
えられないさまに、あたり
憚
(
はばか
)
らず泣くのである。これには省作もおとよもほとんど手に余してしまった。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
やちまた(八街)の例文をもっと
(1作品)
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八達之衢
(逆引き)
これ昔天孫降下ましましし時、
衢神
(
ちまたのかみ
)
猿田彦大神長さ七
咫
(
あた
)
の高鼻をひこつかせて
天
(
あま
)
の
八達之衢
(
やちまた
)
に立ち、
八十万
(
やそよろず
)
の神皆
目勝
(
まか
)
って相問を得ず。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
やちまた(八達之衢)の例文をもっと
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ヤマタ