“八街”の読み方と例文
読み方割合
やちまた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽車が日向ひゅうが駅を過ぎて、八街やちまたに着かんとする頃から、おはまは泣き出し、自分でも自分がおさえられないさまに、あたりはばからず泣くのである。これには省作もおとよもほとんど手に余してしまった。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)