トップ
>
咫
ふりがな文庫
“咫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あた
33.3%
し
33.3%
せき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あた
(逆引き)
これ昔天孫降下ましましし時、
衢神
(
ちまたのかみ
)
猿田彦大神長さ七
咫
(
あた
)
の高鼻をひこつかせて
天
(
あま
)
の
八達之衢
(
やちまた
)
に立ち、
八十万
(
やそよろず
)
の神皆
目勝
(
まか
)
って相問を得ず。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
咫(あた)の例文をもっと
(1作品)
見る
し
(逆引き)
得手吉とは男勢の
綽号
(
あだな
)
だが猴よくこれを露出するからの名らしく、「神代巻」に猿田彦の鼻長さ七
咫
(
し
)
、『参宮名所図会』に猿丸太夫は道鏡の事と見え
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
咫(し)の例文をもっと
(1作品)
見る
せき
(逆引き)
天孫降下の間先駆者還って
白
(
もう
)
さく、一神あり天の
八衢
(
やちまた
)
におり、その鼻長さ七
咫
(
せき
)
、背長さ七尺余(まさに七
尋
(
ひろ
)
と言うべし)、かつ口尻
明耀
(
めいよう
)
、眼
八咫
(
やた
)
の鏡のごとくにして赩然、赤酸醤に似たりとありて
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
咫(せき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“咫”の解説
咫(あた)は、中国および日本で用いられていた長さの単位。一般的には親指と中指を大きく広げたときの幅あるいは手のひらの下端から中指の上端までを基準とする身体尺である。
指を使う場合、親指と中指が一般的だが、実際の測定では親指と人差し指を使うこともある。望月長與は親指と人差し指を使う(残りの指は握って両指の間で固定する)測り方を拇人指咫(ぼじんしあた)、親指と中指を使う(人差し指を曲げて両指の間で固定する)測り方を拇中指咫(ぼちゅうしあた)と名付けた。
(出典:Wikipedia)
咫
漢検1級
部首:⼝
9画
“咫”を含む語句
咫尺
八咫
八咫烏
八咫鏡
七咫
八咫屋
八咫鴉
弊居咫尺