“綽号”のいろいろな読み方と例文
旧字:綽號
読み方割合
あだな80.0%
あざな10.0%
しゃくごう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
常陸介の綽号あだなを得たとあるが、この歌舞の乞食たる常陸介でも、やはり女法師とあって、自ら「仏の御弟子に侍れば、仏の撤下べ」
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
時に城中に一長者ありて、七度妻をめとりて皆死んだので、衆人綽号あざなして殺婦と言った。
かの反対者流をして二氏を指して民政の胎内より出で来たりたる近世のグラッカス〔ローマの民権家ティベリウス、ガイウスの兄弟〕と綽号しゃくごうせしめたるはこの新分子の力なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)