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綽々
ふりがな文庫
“綽々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃくしゃく
82.4%
しやく/\
11.8%
しゃく/\
2.9%
しやくしやく
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃくしゃく
(逆引き)
進むべくして進み、辞すべくして辞する、その事に処するに、
綽々
(
しゃくしゃく
)
として余裕があった。抽斎の
咸
(
かん
)
の
九四
(
きゅうし
)
を説いたのは虚言ではない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
綽々(しゃくしゃく)の例文をもっと
(28作品)
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しやく/\
(逆引き)
世に知られず人に重んぜられざるも胸中に万里の風月を蓄へ、
綽々
(
しやく/\
)
余生を養ふ、この老侠骨に会はんとする我が得意は、いかばかりなりしぞ。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
綽々(しやく/\)の例文をもっと
(4作品)
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しゃく/\
(逆引き)
余裕
綽々
(
しゃく/\
)
と云おうか、捨鉢と云おうか、云い逃れるに道なき殺人の罪に問われている人とは思われない。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
綽々(しゃく/\)の例文をもっと
(1作品)
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しやくしやく
(逆引き)
けれども、実際に四郎の美貌や
綽々
(
しやくしやく
)
たる態度に接した人々は、風聞の上に確信を添へて、無いことまでも誇大に断言するのであつた。
わが血を追ふ人々
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
綽々(しやくしやく)の例文をもっと
(1作品)
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綽
漢検1級
部首:⽷
14画
々
3画
“綽々”で始まる語句
綽々然
“綽々”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
田中英光
橘外男
パウル・トーマス・マン
甲賀三郎
小栗虫太郎
吉川英治
北村透谷
佐々木邦
伊藤左千夫