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しやく/\
ふりがな文庫
“しやく/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
綽々
80.0%
灼々
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綽々
(逆引き)
今
(
いま
)
までは、
春雨
(
はるさめ
)
に、
春雨
(
はるさめ
)
にしよぼと
濡
(
ぬ
)
れたもよいものを、
夏
(
なつ
)
はなほと、はら/\はらと
降
(
ふ
)
りかゝるを、
我
(
われ
)
ながらサテ
情知
(
なさけし
)
り
顏
(
がほ
)
の
袖
(
そで
)
にうけて、
綽々
(
しやく/\
)
として
餘裕
(
よゆう
)
ありし
傘
(
からかさ
)
とともに
肩
(
かた
)
をすぼめ
森の紫陽花
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
嗟吁
(
あゝ
)
人生の短期なる、
昨日
(
きのふ
)
の紅顔
今日
(
けふ
)
の白頭。忙々促々として眼前の事に営々たるもの、
悠々
(
いう/\
)
綽々
(
しやく/\
)
として千載の事を
慮
(
はか
)
るもの、同じく之れ大暮の
同寝
(
どうしん
)
。霜は香菊を
厭
(
いと
)
はず、風は幽蘭を
容
(
ゆる
)
さず。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
しやく/\(綽々)の例文をもっと
(4作品)
見る
灼々
(逆引き)
今や二書に慣れたる眼を転じて「辻浄瑠璃」を見るに、
恰
(
あたか
)
も深山に入りたる後に
塵飆
(
ぢんへう
)
の小都会に
出
(
いづ
)
るが如き感あり。
灼々
(
しやく/\
)
たる野花を見ず。
磊々
(
らい/\
)
たる危巌を見ず。
森欝
(
しんうつ
)
たる幽沢を見ず。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
しやく/\(灼々)の例文をもっと
(1作品)
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