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灼々
ふりがな文庫
“灼々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃくしゃく
66.7%
しやく/\
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃくしゃく
(逆引き)
是非なく
夜
(
よ
)
に紛れて
我家
(
わがや
)
に帰れば、こはまた不思議や、死人の両手は自然に解けて
体
(
たい
)
は地に
堕
(
お
)
ち、見る見る
灼々
(
しゃくしゃく
)
たる光輝を発して
無垢
(
むく
)
の黄金像となりけり。
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
蛇は太い柱のごとく、両眼は
灼々
(
しゃくしゃく
)
とかがやいている。からだの
甲
(
こう
)
は魚鱗の如くにして硬く、腰から下に九つの尾が生えていて、それを曳いてゆく音は鉄の
甲
(
よろい
)
のように響いた。
中国怪奇小説集:16 子不語(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
灼々(しゃくしゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
しやく/\
(逆引き)
今や二書に慣れたる眼を転じて「辻浄瑠璃」を見るに、
恰
(
あたか
)
も深山に入りたる後に
塵飆
(
ぢんへう
)
の小都会に
出
(
いづ
)
るが如き感あり。
灼々
(
しやく/\
)
たる野花を見ず。
磊々
(
らい/\
)
たる危巌を見ず。
森欝
(
しんうつ
)
たる幽沢を見ず。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
灼々(しやく/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
灼
漢検準1級
部首:⽕
7画
々
3画
“灼々”で始まる語句
灼々桃兼李
“灼々”のふりがなが多い著者
北村透谷
幸田露伴
岡本綺堂