“森欝”の読み方と例文
読み方割合
しんうつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今や二書に慣れたる眼を転じて「辻浄瑠璃」を見るに、あたかも深山に入りたる後に塵飆ぢんへうの小都会にいづるが如き感あり。灼々しやく/\たる野花を見ず。磊々らい/\たる危巌を見ず。森欝しんうつたる幽沢を見ず。