“森鴎外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もりおうがい75.0%
もりおうぐわい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治二十九年の末に出版せられし坪内逍遥つぼうちしょうよう氏が『梨園りえん落葉おちば森鴎外もりおうがい氏が『月草つきぐさ』の二書をひもとけば当時諸家の企てし演劇改革の状況を知るにかたからず。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そのあいだにおいて別種の注意をひいたのは、かの東京座の三月興行に坪内逍遥つぼうちしょうよう博士の「桐一葉きりひとは」を上演した事と、歌舞伎座の四月興行に森鴎外もりおうがい博士の「日蓮聖人辻説法にちれんしょうにんつじせっぽう
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
森鴎外もりおうぐわい先生は確か馬琴日記抄のばつに「馬琴よ、君は幸福だつた。君はまだ先王せんわうの道に信頼することが出来た」とかなんとか書かれたやうに記憶してゐる。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
これにあつめてあるのは国木田独歩くにきだどつぽ夏目漱石なつめそうせき森鴎外もりおうぐわい鈴木三重吉すずきみへきち武者小路実篤むしやのこうぢさねあつ有島武郎ありしまたけを長与善郎ながよよしを志賀直哉しがなほや千家元麿せんけもとまろ江馬修えましう江口渙えぐちくわん菊池寛きくちくわん佐藤春夫さとうはるを加藤武雄かとうたけを、僕、この十五人
日本小説の支那訳 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)