“国木田独歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くにきだどっぽ88.9%
くにきだどつぽ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国木田独歩くにきだどっぽの如きは実にその一人であって、独歩一派の自然主義運動は実にこの『あいびき』と『めぐりあい』とに発途しておる。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
国木田独歩くにきだどっぽがその名篇『武蔵野』を著したのもたしか千駄ヶ谷に卜居ぼくきょされた頃であったろう。共に明治三十年代のことで、人はまだ日露戦争を知らなかった時である。
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
これにあつめてあるのは国木田独歩くにきだどつぽ夏目漱石なつめそうせき森鴎外もりおうぐわい鈴木三重吉すずきみへきち武者小路実篤むしやのこうぢさねあつ有島武郎ありしまたけを長与善郎ながよよしを志賀直哉しがなほや千家元麿せんけもとまろ江馬修えましう江口渙えぐちくわん菊池寛きくちくわん佐藤春夫さとうはるを加藤武雄かとうたけを、僕、この十五人
日本小説の支那訳 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)