“独木橋”の読み方と例文
旧字:獨木橋
読み方割合
まるきばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを例するにあたかも独木橋まるきばしをば両岸より渡るがごとく、たがいに相接近するに従い、その勢いいよいよ両立するあたわず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
お高はいつまでもそこにいたかったが、その寂然じゃくねんとしているのがかえって恐ろしくなって、いそいで、そこにかけてある独木橋まるきばしを渡りかけた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「あ、そうだ。きっとそうよ。こないだあそこの独木橋まるきばしを、調子をつけてひょいひょいと渡ったわよ」
Sの背中 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)