“まるきばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸木橋52.4%
独木橋38.1%
略彴9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕方しかたがない矢張やつぱわたし丸木橋まるきばしをばわたらずはなるまい、とゝさんもふみかへしておちてお仕舞しまいなされ、祖父おぢいさんもおなことであつたといふ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お高はいつまでもそこにいたかったが、その寂然じゃくねんとしているのがかえって恐ろしくなって、いそいで、そこにかけてある独木橋まるきばしを渡りかけた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
場処ばしょは路が対岸に移るようになっているために、あやう略彴まるきばしが目のくるめくような急流にかかっているのを渡ったり、また少時しばらくして同じようなのを渡りかえったりして進んだ。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)