“独木”の読み方と例文
読み方割合
まるき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝、海辺族の酋長が独木まるき舟で船へやってきて、村で疫病が流行し、土人がどんどん死ぬからなんとか防疫の処置を講じてもらえまいかと頼みにきた。
三界万霊塔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
山中に朽木の独木まるき橋を渡り、アワヤ谷底へ真逆様にならんとせしは某君。難なく東小川ひがしおがわ村へ着いた。
或は独木まるき舟に乗り激流をさかのぼった
鱒の話 (新字新仮名) / 今野大力(著)