トップ
>
独木
>
まるき
ふりがな文庫
“
独木
(
まるき
)” の例文
翌朝、海辺族の酋長が
独木
(
まるき
)
舟で船へやってきて、村で疫病が流行し、土人がどんどん死ぬからなんとか防疫の処置を講じてもらえまいかと頼みにきた。
三界万霊塔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
山中に朽木の
独木
(
まるき
)
橋を渡り、アワヤ谷底へ真逆様にならんとせしは某君。難なく
東小川
(
ひがしおがわ
)
村へ着いた。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
或は
独木
(
まるき
)
舟に乗り激流をさか
上
(
のぼ
)
った
鱒の話
(新字新仮名)
/
今野大力
(著)
町付
(
まちつき
)
村から、山道は
漸
(
ようや
)
く深くなり、初めは
諸所
(
ところどころ
)
に風流な水車小屋なども見えたが、
八溝川
(
やみぞがわ
)
の草茂き岸に沿うて
遡
(
さかのぼ
)
り、急流に懸けたる
独木
(
まるき
)
橋を渡ること五、六回、だんだん山深く
入込
(
いりこ
)
めば
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
独
常用漢字
小5
部首:⽝
9画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“独木”で始まる語句
独木舟
独木橋
独木船